電子ピアノとさよならしました
こんばんは、そらくろです。
東京の桜も咲き始め、いよいよ春ですね。
さて先日、我が家の電子ピアノとさよならしました。
子どもが習うと言ってきかなくて、いろいろ見に行って決めたお気に入りのアイボリー色のピアノでした。
子どもは3年ほど習い、発表会では私も連弾させてもらったのがとても良い思い出です。
辞めて1年ほどした時、もう処分しようかなと買取に出すことに決めて、さあいよいよ明日引き取りだという夜、子どもが久しぶりにピアノを弾いていました。
ずーっと惜しむように弾いていて、その姿がとても悲しかったのです。
本人も処分していいよ、と言っていたけど、やっぱりさみしいんだなぁと胸を締め付けられる思いでした。
それで次の日引き取りに来られた際、申し訳ないのですがお金を払ってキャンセルさせていただいたのです。
そこからまた置いてあったのですが、やっぱりピアノは場所を取るなぁと思っていた矢先、友だちが「子どもがピアノを習いたいと言っていて、どこで習っていたのか教えてほしい」と聞いてきました。
子どもが習っていた先生は明るく感情豊かで素敵な先生で今でも仲がいいので、すぐに友だちに紹介しました。
ついでに、もしピアノを買うようであればうちのをお譲りできるので選択肢にどうぞ、と軽い気持ちで付け加えておきました。
そしたら友だちからはぜひ譲ってほしいと良い返事をもらい、条件をお互い詰めて、いよいよお譲りすることになったのです。
子どもにもそれでいいか聞いたら、〇〇ちゃんに譲れるなら嬉しい、誰かわからない人のところに行くのはいやだったから。と大喜びしてくれました。
私も、仲良くしているお子さんにお譲りできてさらにその子はうちと同じ先生に習うということが、なんだか我が子からの道がつながっている感じがしてとても温かい気持ちになりました。
ピアノがなくなってしまった部屋はスッキリしてしまいました。卒業のような清々しい寂しさです。
でもピアノを好きなことは変わらないので、形を変えてまたご縁があるだろうと感じます。
お譲りして運んだ実務面は別に書いてみました。
よろしければご覧くださいね。
お読みいただきありがとうございました。